銭形警部
     ZENIGATA KEIBU


 1    キャラクター誕生のいきさつ
 
 
銭形のキャラを発案するよう原作者に促したのは、「ルパン三世」連載が決まった当時の双葉社編集長、清水文人である。「怪盗ルパンの孫が主人公なら、その盗賊を狙う銭形平次の子孫がいてもいいんじゃないか?」と言われた事で役柄が誕生した。ただし銭形という名の由来は、原作者の故郷・霧多布岬にいる「ゼニガタアザラシ」からで、それを時代劇の岡っ引き銭形平次の子孫という設定に繋げた物である。アニメでは銭形平次7代目だが原作には6代目という記述がある。※1
 
原作の銭形のイメージ・モデルはアメリカン・コミックの「ディック・トレイシー」(※画像参照) 。原作者の構想によれば、銭形は最初「権力のカサを着てやたらにイバリくさって、融通がきかなくて、友情とか人情には無縁な官僚的な警官にするつもりだった」そうである。これには「警視庁に勤める堅物な官僚をチャカす」というコンセプトもあったらしい。ルパンと追いつ追われつする関係は、これもアメリカの漫画家、ハンナ・バーバラの作品「トムとジェリー」が原点になっている。
 
原作者にはレギュラーの中で特に贔屓というキャラはいないそうだが、描いていて魅力的なのは銭形だという。もし一人だけで他のマンガを描くとするなら、何代目かの銭形を主人公にしたSF作品を描いてみたいとも述べている。
 

 2    名前について
 
 
銭形のファースト・オリジナルの名前は銭形平次からちなんだ「平一」である。「銭形平次の子孫だから平一にした」のが名称の由来であるが、雑誌印刷した際に写植ミスで「幸一」になった。原作者は「今更言うのも面倒くさい」と、後の話では更に「平太郎」という名をつけている。これは一般には前つけた名を忘れてしまった為だといわれているが、この話ではルパンと銭形が大学の先輩・後輩になるという、パラレル設定の多い原作の中でも特にパラレル性の高いシリーズの話であり※2峰不二子を「不二峰子」というアナグラム名で登場させたりもしているので、それと同様にあえて名を変えてみた可能性もある。
 
アニメでは第1シリーズ第14話『エメラルドの秘密』で豪華客船に乗った客の記帳名簿に「銭形平次 7代目」と出たのが最初。「7代目」とつくことから、これは歌舞伎役者や落語家などによく見られる「後継名」であり、戸籍上の名は違うと考える事も出来るが、しかし『公僕として勤務中の現場』では、仮の名称を綴るというのは出来にくいのではないか、つまりこういう場合においては、本名で綴るのが一般的だと思える。もう少し現実に則して考えれば、これはスタッフが下の名の設定を特に決めた訳ではなく、軽い気持ちで銭形警部の「銭形平次の子孫」という設定を、そのまま綴ったという見方も出来る。いづれにせよアニメで最初に出てきた警部の名が「平次」である事には違いない。
 
アニメ関連で名前表記がはっきりと打ち出されたのは、「日本テレビ刊 読売新聞社」から昭和53年5月8日名義で発行発売された「ルパン三世名場面集」中である。ここではじめて銭形の名を「幸一」とした設定が著され、それがアニメ第2シリーズ本編中でも使用されている。しかし、この段階ではまだ「シリーズごとに新たなルパンをつくる」という意識が製作側に許されていた時代で、テレビアニメ第2シリーズ同時期に作られた劇場映画第一作『ルパン三世 』(俗称:「ルパンVS複製人間」)では、ご先祖と同じ、TV第1作目と同じ「平次」になっている。
 
なお、テレビスペシャル第2作以降、アニメは公式名称の統一方針が取られており、「幸一」がアニメの正式決定として採用されている。
 

 3    性格について
 
 
原作とアニメになった銭形で最も違うのは性格設定である。原作の銭形のイメージ・モデルはハード・タッチの「ディック・トレイシー」だが、テレビアニメ第2シリーズ(新ルパン)でのモデルはギャグ・タッチである「ピンク・パンサー」のクルーゾー警部である。アニメではルパンに「とっつあん」と呼ばれるが、原作では新作以降に「銭さん」という愛称が用いられている。「とっつあん」は親子関係を思わせるような親しみを込めた愛称、原作では親しみの中にも対等なライバル関係を思わせる、敬意をこめた「さん」付け、というところにも原作とアニメの人間関係の違いが伺える。
 
原作者はアニメを始めとするほかの媒体では、あまり口出しせず違いを楽しむタイプであるが、アニメ化された銭形については中央公論社から出た「愛蔵版ルパン三世」の巻末で
 
 
『彼はかなり頭の切れる男として描いたつもりだったが、アニメーションになった銭形警部はただの狂言回しのバカになってしまった。子供にまで「バカ銭」と呼ばれる始末である。彼の名誉の為にも本編でぜひ彼の明晰な頭脳を確認して頂きたい』
 
 
と、かなりの不満を述べている。それでもアニメ化された第1シリーズではOPでルパンが「警視庁の敏腕警部。オレを捕まえるのを生きがいとする、オレの最も苦手なとっつあんだ」とナレーションするなど原作の意向が尊重されてはいたが、視聴率苦戦の煽りを受け銭形もほかのキャラと同様に後半はやや子供向けにコミカライズされ、更にテレビアニメ第2シリーズでは本格的な「子供向け仕様」になりギャグ・メーカーとしてキャラづくりをされた。
 
銭形の扱いについては自身が監督した劇場版『DEAD OR ALIVE』で脚本を担当した柏原寛司も「原点に戻して、かっこいい銭形にしました」と、かなりの拘りがみられる。尚、原作者は自身以外がつくったアニメ銭形については「宮崎駿さんの銭形が一番原作に近い」としている。原作者が何故ここまで銭形に拘るかというと「脇役を大事にする」という論理があるからである。
 
 
『みなさん主役のほうにいくんだけどね。脇役のほうがだいじなときが多々あるんですよ。いい脇役だとストーリーは広げやすいですよ。脇役がいま一つだと、制約ができてしまう。ストーリーを広げにくいよね。(中略)脇役が素晴らしいときっていうのは、描いていてもノッてくるんだよね。そうすると主役がいきてくるんだよね。(中略)ルパンのライバルだからね。銭形の方が描きやすいっていうか・・・・・・銭形のほうに気持ちが入ってるから、ストーリーが作りやすいってのがあるんだよね』
 
 
アニメではルパンを逮捕するだけが生きがいで追いかけ、ルパンが死んだと思うと人目をはばからずに号泣する演出が多いが、原作では銭形はルパンを殺しても構わないと言い切る程にクールである(自身も警官としての使命のためなら、いつでも死ぬ覚悟が出来ている)また正体不明のルパンの素顔を暴こうと狂気にも似た執念をみせ、これにはルパンが本気で恐れるほどである。変装・武道にもたけ、「鬼警部」の異名をとり、射撃の腕は警視庁一の腕前である。しかし、一方では処刑室に送ったルパンに対して
 
「この世で天才という言葉をおしみなくおくれるのはお前だけだったョルパン」
 
と一人呟き敬礼をし、微かに涙を浮かべてもいる。
この銭形とルパンとの関係については原作者は自ら監督した映画「DEAD OR ALIVE」パンフレット上でも述べている。
 
 
『ボクは彼をあんまりナニワブシにしてしまうことには抵抗があったのデス。今までのは(※アニメのルパン)ルパンに対する敵愾心よりも仲間意識みたいなものがあんまり強すぎるので、それをなんとか壊したかった。だからラストもルパンと銭形のエンドレスのイタチごっこみたいなのはヤメました。』
 
 
ルパンに対する奇妙な友情を周囲には決して悟らせないのが、オリジナル銭形なりの美学なのだろう。なお2011年、アニメの方でも声優が交代し、キャラが若返ったのを機に、原作に近い、クールで敏腕なイメージの銭形警部で描かれた作品、シリーズが増えつつある。
 
 

 4    相棒
 
 
原作新シリーズでは「刑事メロン」(デカメロン)という男の相棒が登場しているが、アニメではこれが「ガニマール警部の孫娘」というゲストキャラに変更されている。しかし原作においてもあまり活躍しないまま、今では原作者からもレギュラーキャラから刑事メロンは外されているようである。
 
アニメで初めて銭形の相棒になったのは『〈PILOT FILM〉』(パイロットフィルム)の明智小五郎。彼は原作第1話で登場したキャラである。それ以降は多数のゲストキャラが原作・アニメ共に銭形の相棒を務めている。
 

 5    年齢と血液型について
 
 
劇場版『カリオストロの城』で「昭和一桁生まれ」のイメージがついた銭形であるが、原作では特にキャラの年齢設定は無く、レギュラーで一番年上は銭形、という位の目安しかなされてない。
 
元々『カリオストロの城』自体が、従来のキャラ年齢設定を無視したパラレル設定である。同作の舞台設定は1968年。テレビアニメ第1作の放映より前の時代にして、本編中その第1作を「10年以上昔」とするイメージショットが流れるというタイムパラドックスをみせている。これは監督である宮崎駿の、長期に渡るにつれマンネリ化していったルパンシリーズに対する批判と憂いの表現の一つであり「ルパンは最も活き活きとしていた時代に終わらせてやりたかった」という意図的な演出による物であった。その為この作品に出てくる車などは全て映画の公開当時より古い車種にされ、銭形の年齢も古きよき時代の仕事一筋、真面目な頑固親父のイメージとして「昭和一桁」というフレーズを用いたものだとも考えられる。従って『カリオストロの城』をキャラ年齢の基準として考察するのは無理があり、それ以前に「ルパン」という作品自体、放映年数と照らし合わせてキャラ年齢をリアルに積み重ねていくというのは野暮というものだろう。
 
テレビスペシャルでは1937年12月25日生まれという設定の話もあるが(第1作『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』)1937年は昭和12年で既に『カリオストロの城』設定とは異なる。またPARTVでは血液型がB型という話も出てくるが、(第42話『ピラミッドの保険金を奪え』)これは銭形を「お祭り好き」というギャグに繋げる為のスタッフのおふざけなので、実質的には冗談に近い。その為これらは「とりあえず、その話内での公式」ではあるが、キャラそのものの設定としては生真面目に受け取らない方がいいと思われる。
 
このように「ルパン」は作品ごとにスタッフが個別に演出したもの、スタッフがその場のノリで出してみたという設定、書籍では執筆者が独自に受け狙いの冗談記述をしてみたというケースも大変多い(例えば銭形のコートは日本テレビが贈ったなどは冗談記述)。そうでなくても「原作」「アニメ旧以降のルパン」自体がパラレル的な作風のシリーズであることは意外と知られていないようである。従って「作中の設定」として出てきた物でも「正式なキャラデータ」としては安易に決め付けない方が良いように思う。
 

 6    既婚か未婚か
 
 
「シリーズごとに新たなルパンをつくるという意識が製作側に許されていた時代」の影響は名前だけではなく銭形の結婚設定にも及んでいる。アニメの「新ルパン」では、銭形を未婚にした上で女性とのラブロマンスを描くという方針が取られたが、同時期製作の劇場版第1作『ルパン三世』では既婚で「トシ子(シナリオ決定稿による表記)」という娘がいることになっており、OVA『風魔一族の陰謀』では素直に観た場合、奥さんと子供(見た目では姉弟)と思われる三人が登場している。PARTVとテレビスペシャルでは未婚設定の話がつくられている。
 
原作では家族に関する記述は出てこない。あえて出すなら銭形が「あんたの奥さんもこどももそして親や兄弟も・・・・・一瞬にして灰になるんだぜ」と脅迫されるシーンがあるが、これを銭形が既婚であるということと結びつけことは出来ないだろう。
 

 7    銭形の死
 
 
原作で最も番外編的である話には、銭形が本当に死んでしまう設定の「ルパン三世外伝」がある。これは丁度、原作が俗に「初期・旧」と呼ばれる第1期の連載を終え、次の「新冒険シリーズ」に入る以前に、読み切り企画として突発的に「漫画アクション」に掲載された物である。内容は殉死した銭形の墓の前で初めてルパンは銭形に対する真情を泣きながら吐露し、怒りと共に彼の仇を討つというシリアスな脚本であった。これは原作第1期連載終了後の作品とあって、原作者はこの時点ではもう「ルパン」の続きを描くつもりもなくてこのような設定を持ってきたとも考えられるが、単純に設定の違いを楽しむ「パラレル・ワールド」として解釈したとしても重すぎる為か、単行本に収録されたことはない。
 
もうひとつ、銭形がルパンの策略で「銭形の墓」と掘られた石の下敷きになり、話の閉めに「臨終」という言葉が使われた「銭さんナンセンス」もある。こちらは完全なギャグで、全体のスラップスティック的な追いかけっこぶりといい、ルパンと銭形の小動物的な描かれ方といい、原作者が好んだという漫画のひとつ「トムとジェリー」の作風を彷彿させる。ラストのオチもまた「トムとジェリー」の「何があっても登場人物は死なず、すぐ元気になり、故に安心して暴力や死をギャグに出来る」というブラック・ジョークが根底にあると思われる。こちらも真面目に「ルパンが銭形を殺した」と受け取る読者の誤解をおそれてか、単行本には未収録である。
 

 8    担当声優・俳優
 
 
◇メイン声優◇
 
 
納谷悟朗
「ルパン三世(テレビシリーズ)」「劇場版『ルパン三世』(俗称『ルパン対複製人間』『マモーとの対決』)」「カリオストロの城」「バビロンの黄金伝説」「くたばれ!ノストラダムス」「DEAD OR ALIVE」「生きていた魔術師」「GEEN VS RED」「ルパン三世VS名探偵コナン」 テレビスペシャル(1989年〜2010年) その他下記以外の本編・CM・ソフト・アミューズメントメディア等
 
山寺宏一
テレビスペシャル(2011年〜) 2011年10月以降新作のCM・ゲーム・パチンコメディア。
 
近石真介
「〈PILOT FILM〉(パイロットフィルム)」シネマスコープ版
 
大塚周夫
「〈PILOT FILM〉(パイロットフィルム)」テレビ版
 
加藤精三
「風魔一族の陰謀」(OVA)
 
 
◇その他配役◇
 
 
伊東四朗
「ルパン三世 念力珍作戦」(実写映画)
 
岸野幸正
「ルパン3世 D2 MANGA」
 
エド山口
「 ルパン三世 I'm LUPIN」(舞台ミュージカル)
 
 

 9    声優・スタッフから銭形へのコメント
 
 
納谷悟朗
「(共通点として)ルパン三世を追いながら、彼に友情を感じている、という点には共感を覚えますね。(相違点として)僕には執念でルパン三世を追うなんて根性ありません。だいたい僕はアキラメのいい人間なんですよ(笑)」
 
「銭形とルパンの関係は、もう10年以上続いている訳だから,ルパンが他人のような気がしないのネ。もう完全に、ルパンファミリーの一員って気がする。画面では一応敵だけど,いつも追っかけてるから,もう身内だよ。銭形のとっつぁんは,ルパンが好きだしね。ただ,この人,戦中派なのかなぁ,一本気な所があるでしょ。だから,敵は敵なんだってルパンをつかまえる事だけしか頭にないしね。五右ェ門や次元には目もくれないし,ルパンただ一人だ。役作りに関しては,ルパン達はドロボーだろう,それを引き立たせる役が,警察の銭形って言うのが,現実にありえない設定で,このアニメのおもしろい所だと思うから,銭形のとっつぁんは,徹底して三枚目でならなければならないし,そうしようといつも考えています。」
 
「銭形っていうのは警察の人間だとかなんとかっていうよりも、なんていうのかなァ、ひどく普通の人間だと思ってやってるんですよね。それがたまたま、ルパンを追っかけるっていうひとつの目的に向かってやっていくと。だから気負いもてらいもなんにもないんですよね。警視庁だか埼玉県警だか知らないけど、そんなことはどうでもよくって、ただひとりの人間としてね、ルパンっていうものをすごく好きなくせに、やっぱり追いかけなきゃいけないみたいな、ね。そういうところの魅力っていうのが出ればいいなァってことで。(中略)ま、あの人間っていうところが一番好きですね。人間ぽさがね」
 
 
山田康雄
「とっつあんは最近(※アニメ新ルパン放映時)ボケに偏り過ぎて可哀想(笑)ルパンと対等の才能があって、その才能を尊敬し合うところに、二人の奇妙な友情が生まれる訳なんだよね」(納谷「そこですわかってるなあ。(笑)」)
 
「ルパン三世というと不二子チャンと思われがちですが、ちがいます。基本は銭形との関係です。超一流の泥棒と超一流の警部が追いつ追われつするうちに、相手の才能を認めあった上で芽生えた奇妙な友情、これなくしてルパン三世は成立しないのです。」
 
 
 
増山江威子
「前に一回、納谷さんが酔っ払った時に、六本木の交番の前で「ICPOの銭形だ!」って。(一同爆笑)場所が六本木っていうのがまたいいでしょ。で、すっごい大きな声でね、ドスがきいてるんですよ。「知らないかァ!」って(笑)。私、この話ずっと抱えてたの(笑)なんかの時に言おうと思って。だから是非書いて下さい。絶対書いて欲しくてね、今まで持ってたんですから」
 
 
 
加藤精三
「銭形警部という人は、なんでああ怒鳴ってばかりいるんでしょうかね。おかげで喉を痛めてしまいました。しかし、この役は憎めない役ですね。ルパンを追いかけ、逮捕する事を生甲斐にしている割には、毎度ルパンにしてやられる。私はその姿に、往年の「逃亡者」のジェラード警部をチラッと思い浮かべたりしました。」
 
 
宮崎駿
「……銭形は、いちど泣いてしまったとたん、終わってしまった人物。男は何度も泣くものではない。ルパンとの関係は、既に愛憎ともに周知のことなので、この映画(※「カリオストロの城」)ではむしろマジメな警官として登場し、努力と忍耐を発揮させた方がよいと考えている」
 

 10    アニメ・書籍用設定
 
 
原作では「ディティールを一切もうけない」のを主義としているためすべてにおいて「曖昧」「その場限り」または「不明」こそが公式設定である。だからこそ、原作で繰り返し使用された設定は意図的とみて尊重すべきだろう。原作者はむしろ素材(キャラ)そのものの基本性格や人間関係の方に拘るタイプである。
 
逆にアニメやアニメ関連書籍ではその「曖昧さ」を埋めるべく、細やかな設定が一部になされているが、これも時代や媒体によって異なり、何時の間にか変わったり消えたりした設定もある。
 
※これらは一覧表で別枠にて順次紹介予定
 

 11    注釈
 
※1 
劇場版「ルパン三世(仮称『ルパン対複製人間』)「カリオストロの城」「くたばれ!ノストラダムス」「DEAD OR ALIVE」では9代目(劇場版パンフレットによる)。ただしこれは印刷ミスがそのまま流用を重ねた可能性もある。
 
※2
原作旧シリーズでは「パラレル的に色んな設定のルパンを楽しむ」という企画がなされていた時期があり、これもその内のひとつ(「角帽シリーズ」)である。この話でルパンと銭形の二人は「大学という舞台設定」の中で、大学の先輩・後輩という「役柄を演じている」為、この話の設定のみで「ルパンと銭形は大学の先輩と後輩」「二人の年齢差は5歳前後」等と決め付ける事は出来ないだろう。
 

 12    出典文献 参照サイト様
 
コミック入門〔1968年10月1日初版発行/双葉社〕
週刊漫画アクション〔昭和45年3月26日号/双葉社〕
アニメージュVOL.17 11月号〔昭和54年11月10日号/徳間書店〕
TV&COMIC ルパン三世  その秘密全公開 〔双葉社 Weekly漫画アクション増刊1/1号〕
漫画アクション増刊 新ルパン三世〔昭和52年11月9日号/双葉社]
ルパン三世名場面集PARTU 〔日本テレビ刊 読売新聞社発売 〕
バビロンの黄金伝説〔東宝 映画パンフレット〕
ルパン三世風魔一族の陰謀〔東宝 映画パンフレット〕
DEAD OR ALIVE〔東宝 映画パンフレット〕
双葉社MOOK(62)レジャー&ホビーシリーズ(21)アニメコレクション ルパン三世[ルパンVS複製人間]〔双葉社〕
愛蔵版ルパン三世〔中央公論社刊〕
ルパンも知らなかった!峰不二子の謎 〔祥伝社〕
「ルパン三世はなぜ盗むのか?―250万円の快楽―」〔双葉社 豊福きこう著〕
モンキー・パンチ ザ・漫画セレクション@ 幕末ヤンキー〔株式会社講談社〕
ルパン三世 DEAD OR ALIVE  MEMORIAL COLLECTION 〔日本テレビ放送網株式会社〕
京都精華大学創立30周年記念プレイベント〔http://www.kyoto-seika.ac.jp/index.html〕
WEEKLY漫画アクション5月25日増刊号「モンキー・パンチ責任編集ルパン三世」〔双葉社〕
Wikipedia
 
【御礼:補足情報提供】 池本剛さん
 
情報の出典先多数の物(原作コミック等他)は記述を省略させて頂きました。データは主に原作初版物のほか、原作者とスタッフ自身のインタビュー・著書・対談・寄稿を基に収集し、とりまとめています。Wikipedia情報は転載ではなく参照で、その正誤性は当サイトが独自に判断しました。その為記述がWikipediaと異なる部分もあります。テキストには管理人の推測・主観が含まれている事をご了承ください。内容は新情報により常時追加訂正を行います。
 






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