Lupin's off line

2008年10月11日(土)  場所:大阪府 梅田
 
メンバー:  石川大介さん 発砲酒さん コルト 3名 
アイウエオ順
プロローグ
 
 
 
 
 
イベントの仕事でまた出張に行って参りました。
 
先に派遣会社からメール連絡があり、場所はどこかと依頼書を見てみると・・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
大阪
 
 
 
 
 
 
 
石川さんや発砲酒さんがいらっしゃる処じゃん!!
 
ひょっとすると場所が良ければお会い出来るかもしれない。
 
一応掲示板にその旨書きこんだところ、石川さんから早速、反応があった。
 
 
 
 
 
「日時と場所があえば、関西オフしませんか」
 
 
 
 
 
そりゃ〜〜願ったりかなったりですばい(^^
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
関西へは10年位前に、これもイベントの仕事で一度だけ、神戸に滞在した事があります。
 
それまで関西には行った事がなく、知り合いもなく、全くの未知の世界。
 
しかも当時、お笑い番組ばかり見ていた影響で
 
 
 
 
 
 
 
 
「関西の方は、皆、あんなにテンション高いんだろうか?
 
下手に東京弁とか使うと、気取ってると思われるかもしれない;
 
関西なりの円滑なコミュニケーション文化を
 
勉強しておいた方がいいのだろうか?」
 
 
 
 
 
 
 
 
と、行く前から心配になり
 
外国語講座のつもりで、ダウンタウンの番組を見て関西弁を学習し
 
さながら矢吹丈の「打つべし!打つべし!」の様に
 
 
 
 
「なんでやねん!
 
なんでやねん!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、右手のスナップをきかす練習をしてたのを思い出す
 
(今思うと、関西に対するえらい偏見だ;)
 
 
 
 
その時は3〜4時間仕事のみの、あっという間の滞在だったので
 
関西がどういう処かも未だ掴めずにいたのですが
 
今回は関西に知り合いが居るという事で、割とリラックス。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
事前にイベントの研修があるらしい。
 
東京都内の依頼会社に、一緒に同じ出張場所に行く女の子と共にノコノコ出かける。
 
立派なビル。
 
案内された室内で緊張しつつ待ってると、関西弁の社員さんが現れご挨拶。
 
商品説明の前に、書類をモニターで映して色々説明してくれた。
 
 
 
「場所は此処です」
 
 
 
といわれ、モニターに映し出された写真を見る。
 
 
 
 
 
 
中央区・道頓堀
 
 
 
 
 
 
いきなり濃い場所の登場だ。
 
ワクワクしてきたところで、社員さんが図をみながら勤務地の説明してくれる。
 
 
 
 
 
「道頓堀川からこっちを見ると、有名なグリコの看板があります。
 
反対側には、かに道楽の、動くカニがいてはります」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
グリコ!
 
カニ!
 
(感動)
 
 
 
 
 
もうコテコテの大阪(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
既に研修なんて気分じゃない。
 
社員さんの説明がもはや観光案内にしか聞こえない^^;
 
 
 
今までカラオケ画面でしか、ろくに観たことなかった場所に
 
ただで行かせてもらい、お金まで貰って見られるなんて感激だ。
 
 
 
 
 
 
 
帰ってPC開くと、幹事の石川さんと連絡。
 
場所が非常に都合がよく、発砲酒さんも来られそうだという返事。
 
 
 
 
「たれさんはどうかなあ。今ルパンから離れてるし…」
 
 
 
と、メールでふと呟くと、石川さん
 
 
 
 
「コルトさんの方がたれさんとはお付き合いがあるから
 
コルトさんから連絡入れてみては」
 
 
 
 
と提案される。
 
ギリギリだったが、連絡なくても構わないつもりで大急ぎでメールすると
 
予定があるが、都合をつけて来られそうなら来るとお返事。
 
たれさんには石川さんのメルアドを送り、
 
石川さんには、たれさんのメルアドとそのメール内容を送る。
 
 
 
 
 
 
 
ところで・・・・何か昨日から腹が痛い。吐き気がして頭クラクラする。
 
こんな時に限ってセーリがきやがった;;;
 
冗談じゃない、こんな滅多にない機会にくたばってたまるかYO!!
 
バファリンに鉄分、お湯を飲み、カイロを腹に貼って一晩中電動マッサージを続ける。
 
睡眠時間もそこそこに、まだ暗いうちに家を出る。
 
 
 
 
大阪にて
 
 
 
 
大阪へは到着して、即仕事だ。
 
同僚の女の子と東京駅で待ち合わせ。
 
オフに東京名物菓子「サザエさん」を買う。
 
生理痛もだいぶ回復。腹も筋肉痛位におさまってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
新大阪駅から地下鉄に乗り継ぎ心斎橋まで。勤務先へは意外とそこから歩く。
 
例によって道に迷い(苦笑)
 
横断歩道で信号を待つミドル世代のご夫婦に、行き先の目印を尋ねる。
 
 
 
「すみません、グリコの看板ってどこにありますか」
 
「ああ、観光の方?今からウチラもそっち行くとこなんで、途中まで一緒に行きましょう」
 
 
 
親切な方やあ。頭下げ下げ、ついていく。
 
「あっちですよ」と指さすご夫婦に礼をいい、やがて見えてきたグリコのおじさん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「グリコだあーー!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
派手な原色にキャッキャとはしゃぐ二人。
 
手前の川に架かる橋の下には、道頓堀川。
 
 
 
 
「おお、これがかの有名な
 
カーネルおじさんが沈められた川・・・・・!!」
 
 
 
 
感激して駆け寄り、じっと水面を見つめるコルト。
 
 
「カーネルおじさん?」
 
 
と首を傾げる同僚の女の子に、コルト解説。
 
 
 
 
 
「道頓堀といえば阪神が優勝した時、ファンにカーネルおじさんがぶち込まれ、
 
それを恨んだ彼が、阪神に呪いをかけた事で有名な川ですよ」
 
(ちょっと観光ガイドとしては違ってるかもしれないが)
 
 
 
 
 
「ええと、次はカニだな。動くカニ、カニはと…」
 
(何しにきたお前)
 
 
 
 
 
そんなこんなで職場で仕事に入り、やがて待ちに待ったお昼。
 
 
 
 
 
 
道頓堀にて
 
 
 
 
どこを見ても、たこ焼き屋だらけの町、道頓堀。
 
同僚の女の子と共に、どの店に入ろうかと商店街をブラブラ歩く。
 
 
 
 
 
 
それにしても、同じ日本のはずなのに、どこか東京の商店街とは違う。
 
凄い、アジアンパワーを感じる。
 
アジアンパワーといえば、中野ブロードウェイもそうなのだが
 
「空」の眺めが違うというか。
 
あらゆる物が「誇張」されてるというか。
 
まず、店先にやたら人形が多い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カニ
 
 
 
タコ
 
河豚
 
提灯
 
おっさん
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あらゆる動物とキャラが店頭にデンと置かれたり、上からぶら下がってたりしてる。
 
 
 
 
しかも
 
無暗にでかい。
 
 
 
 
 
 
飾り物だけ見てたら、まるで遊園地かテーマパークに居るみたいだ。
 
ゲームセンター前でも、パンダのおもちゃがマスコットがわりに健気に動いて、
 
文字通り客寄せパンダしてる。
 
提灯に出店、屋台がずらっと並び
 
てっきり祭りでもやってるのかと勘違いしてしまうが、どうやらこれが通常らしい。
 
 
 
 
そして何よりも思ったのだが、
 
 
 
 
看板の字がでかい(笑)
 
 
 
 
私も、福岡・宮崎・茨木・栃木・群馬・北海道…など
 
結構、仕事であちこち行ってるが
 
明らかに他の土地とは、看板の大きさと字の大きさが違う。
 
一緒に行動してた同僚の女の子は視力0.1のメガネっこなのだが
 
 
 
「眼鏡なしでも世界が見える」
 
 
 
 
 
 
と感激していた。
 
色も黄とか赤とか南米系の原色が多い。
 
 
 
 
更に、その看板が通路側にみんな大きくせり出してる。
 
東京の商店街の看板でも一応、道路にせり出してる場所はよく見るが
 
その数の多さが半端ではなく、二重三重に看板が折り重なり合い
 
どうも、せり出し方も関東より、積極的に前のような気がする。
 
こちらから見ようと意識しなくても、
 
あらゆる看板が、バンバン向こうから目に飛び込んでくる感じ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さすがに商売の街。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一目見てパッと覚えて貰えるようにと物を飾り
 
看板を派手にしていったところ
 
我も我もと、負けてたまるかと、どんどん軒並み揃ってエスカレートしてった感じ。
 
 
 
 
 
 
この前衛的B級カオスな
 
シュール感がたまらない。
 
 
 
 
 
東京じゃお洒落に決めてるユニクロの看板も、
 
こちらではどでかく、グッと横にせり出し、
 
この土地で生き延びようとする逞しさの違いを感じる^^;
 
 
 
 
 
しかし、不思議だ。
 
 
 
 
 
同じ派手な原色でも道頓堀には、とことんB級を極めた面白さがあるけれど
 
「テレスぺルパン」
 
のB級ぽさや原色は、単に品がなく見えて
 
その商魂もあさましいだけで、不快に見えるのは何故だらう?;;
 
 
 
 
 
 
テレスぺの場合は、同じB級でも爽快な「突き抜け感」「統一性」がないというか。
 
しかも一番大事なレギュラーの方を、ゲストより下品で安っぽくするのが嫌だ。
 
それはもはやB級ではなく、単なる虐待のような・…。
 
今年のテレスぺのアミノ監督のB級コメントなんて
 
 
 
 
 
「ルパン」が、どういう物かろくに探究もせず
 
己がB級趣味の容れ物とだけしか見てなくて
 
 
 
 
 
 
余計、その失礼千万さが、カッチーーーンときたっけなあ。
 
 
 
「ルパン」には確かにB級ぽい一面もあるこたあるけど、それだけじゃないと思うんだよな。
 
根底に必ず洒落た一流志向がある。
 
むしろバカな事やB級パロディにしたって、それをとことん一級品のグレードでやってしまう訳だから
 
そういう意味では「粋のA級品」というか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
閑話休題。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
関東と関西のうどんは違うとよく聞くので、お昼にうどんを注文。
 
出てきたうどんの器も、これまた大きい。
 
 
 
 
麺は予想に反して、東京の方が太かった。
 
大阪のは、やや細くてストレートで、上品な印象。
 
食してみると、蒟蒻のようなしっかりした歯ごたえ。
 
麺の量はそんなに多くはなかったのだが、そのせいか満腹感がある。
 
スープは透明で美味い。自分の故郷の福岡に似てました。
 
個人的に、うどんスープはカツオ出汁に限る^^
 
 
 
 
 
 
 
 
 
外へ出て、デザートにガイジンさんの売ってた、トルコアイスを買う。
 
非常に愛想のいいお兄さんで、アイスを伸ばしながら熱心に笑いを取ってくれた。
 
外国人も大阪で商売すると、生き残る為に現地に染まるのか(?)
 
 
 
 
 
 
明日には絶対、たこ焼きを喰おうと同僚と共に誓う。
 
 
 
 
 
 
大阪が「食い倒れの町」と呼ばれてる理由が判ってきたよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仕事終了。
 
ホテルに着くのは夜8時頃だ。
 
夜の8時半にロビーで関西オフメンバーと待ち合わせ。
 
同僚の女の子もmixiで知り合った方とオフで、大阪で飲み明かすらしい。
 
二人とも、ネットで初めての方と遠く離れた場所で出会うなんて、時代だよなあ。
 
 
 
 
 
 
 
オフ会その1 《テレスぺとOVA談話編》
 
 
 
 
 
 
腹は減ってたが食事はせず、そのまま8時半少し前にロビーへ降りる。
 
yusinさんに携帯写真を見せて貰ってたので顔はすぐに判った。
 
お二人とも、おっとりした雰囲気。石川さん、背が高い。
 
三人、はじめましてのご挨拶。
 
 
 
「たれさんから連絡は来ましたか?」
 
 
 
と石川さんに尋ねたが、そちらにもなかったそうだ。
 
双方に石川さんとたれさんの連絡先は伝えておいたのだが、石川さんは携帯持ってない。
 
たれさんに教えたのは石川さんのPCメルアドだけだった事に、今さら気づく。
 
 
 
 
 
 
し・・・しまった。
 
現地でやりとり出来るよう、私の携帯メルアドを、
 
たれさんに、教えておけばよかったんだ;;;
 
 
 
 
 
 
生理痛で、そこまで頭が回らなかった。
 
 
 
本当にごめんなさいorz
 
 
 
今更遅いので、帰ってから謝る事にする。
 
※以下、会話は概要になります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
行く先は梅田のカラオケボックスとおおまかに決めてあるらしい。
 
歩きながら、石川さんが街の解説をしてくれた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「ここから先のラブホテル街に、
 
『ルパン三世』
 
のキャラを使ったキャバクラがあるんです」
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「へえ〜〜どのキャラデザなんですか?」
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「くたばれ!ノストラダムスだと思うんですが…。見に行きます?」
 
 
 
コルト
 
「いや、もうお腹が減って。とりあえず何か先に食いたいです」
 
 
 
 
 
 
ということで、そのまま地下鉄で梅田へ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カラオケボックスに入ると、石川さんがどさっとルパン関連資料を見せてくれた。
 
これがチャーリーさんオフで、皆が見ていたという資料か。
 
東京ムービーFCの記事。
 
私は親に許して貰えず、当時ファンクラブ関連には入れなかった。
 
杉野さんの絵の上手さにため息。
 
山田さんのイベント、ルパン8世の記事に注目。
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「荒木さんも絵上手いなあ・…。
 
当時は、ルパンが探偵でSFになるって聞いて
 
 
『とうとう、ここまで旧作から離れてしまったか』
 
と、えらいショックだったけど(苦笑)」
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「私はテレビスペシャルの方が嫌でしたね」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「僕は最初のテレスぺはそうでもないけど…
 
でも、あれはスペシャルで1回だけというつもりでいたから」
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「私はOVAが駄目ですねえ。
 
ルパンっていうのは男にとっては憧れなんですよ」
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「私はOVAは
 
『今のテレスぺよりはいいか』
 
という感じ。幼稚だったけど、私にとってはあれも
 
『天使のゴレンジャー』
 
と同じで
 
『滑って外した』
 
って感じだったから」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「僕は結構、楽しめたかな」
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「テレスぺは、始まった時は結構、嬉しかったんですよ。
 
声が山田さんに戻ったでしょ。
 
古川さんも好きだけど、あれでケジメをつけられたし。
 
それと、不二子ちゃんがちゃんと自分の力で泥棒してたし。
 
次元も新ルだとすぐルパンに呆れて出ていっちゃうけど
 
一緒に行動してくれてたし。
 
ただ・・・・銭さんの扱いが余計酷くなったのがね;」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「ローンで首が回らないルパンがいても、それはそれで面白いかもって思ったけど」
 
 
 
コルト
 
「私は、ルパンがカードを使うって行為自体がちょっと…」
 
 
 
石川さん
 
「なんか、古いアパートにいるルパンとかもいましたね。かき氷とか作って…」
 
 
 
コルト
 
「私は、あれはOKなんです。
 
ルパンのアジトって、一軒家からマンションから、洞窟から
 
色んな場所に、色んなタイプのアジトがあるのが当然だと思ってるから。
 
それに本当の贅沢っていうのは、ああいうのも嗜好性の一つとして
 
逆に面白がって、気にしないもんだと思う」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「変装」にしたって、ルパンは金持ちから浮浪者から、色々に変身する。
 
だけど、それイコール、ルパン自身という訳じゃない。
 
「アジト」というのは、ルパンにとっては隠れ蓑なんだから、要は
 
 
 
「場所の変装」
 
 
 
なんだと思う。「銃や車」と同じ「使える小道具」。
 
 
 
 
 
 
 
 
旧ルにもマンションが出てきたという下りから旧ルの話へ。
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「よく旧ルの後半も、ルパンぽくないと言う人もいるけど、私は全然そうは思わないんです。
 
私にとっては、旧ルの後半は原作の『新冒険』なんですよ。
 
初期と新冒険だと、絵柄も作風もガラッと変わったでしょ。
 
ショート不二子ちゃんも、原作ではよく見るし。当時は
 
 
 
『なんて原作に忠実なアニメなんだ!
 
作風が変わったら、ちゃんと音楽から何から、
 
全部それにあわせて変えるなんて!』
 
 
 
 
と感動してたなあ」
 
 
 
 
 
 
お二方
 
「ああ〜〜・・・!!(笑)」
 
(↑こーゆー見方もあると思って頂いたのか、
 
それとも当時の勘違いに受けたのか^^;)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
石川さんからは「山田さんのイベント」「ルパン8世」記事のカラーコピーをお土産に頂く。
 
私のツボにハマる部分を、にくい程突かれた。
 
 
ありがとうございます!!
 
 
 
 
 
 
オフ会その2 《イラスト談話&カラオケ編》
 
 
 
 
 
 
 
コルトもお土産。
 
この頃、ル中さんのオエビがネットから消えていた事もあり
 
それで持ってきたル中さんの過去ログ印刷を出す。
 
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「自分がコメントした部分を、幾つか記録として取っておいたんです」
 
 
あくまで個人用の備忘録です。
 
ル中さんのページは印刷でないと、コメントごと保存出来なかったので。
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「ああ、懐かしい」
 
 
 
石川さん
 
「この方の絵は楽しそうに描いてて、なんかいいですね」
 
 
 
発砲酒
 
「小鳥が可愛い(笑)」
 
 
 
りのさんの絵を見て、石川さんと発砲酒さんが感想を言われる。
 
 
 
コルト
 
「りのさんの絵は私も好き。ほのぼのして、邪気がないというか」
 
 
 
 
 
 
「悟空の大冒険」の悟空がルパンのコスプレをしてる方の絵で発砲酒さん、受けている。
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「あはは。この絵、面白い」
 
 
 
コルト
 
「このパロディ感覚、発砲酒さんと通じますよね」
 
 
 
発砲酒さん
 
「でも悔しい。その手があったか、先を越されたって感じ(笑)」
 
 
 
 
 
 
私が初めて発砲酒さんにコメントした絵が出てくる。
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「おお、一元太郎(笑)」
 
 
 
コルト
 
「これ、最初に発砲酒さんが描かれた絵と、随分違ってたんで印象に残ったんですよ。
 
違う色を四隅に持ってきてデザインチックで」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「これ、最初はルパンが走るあのシーンを太い線で描きたかっただけなんだけど、
 
空いてるとこをどうしようと思って、えいえい、と違う色を置いてみたら
 
何か形になったんで、これでいいやって」
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「この配色、そういう理由だったんですか(笑)」
 
 
 
 
 
 
聞いてみないと判らない、制作裏話があるんだな。池本さんの風魔絵。
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「こういう、なんでもないゲストをここまで絵に出来るなんて。
 
この、手前の部分を白く抜いてるのが流石…」
 
 
 
 
 
 
石川さんの不二子ちゃん。素朴な疑問。
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「頭を切ってまで、胸は入れたという不二子ちゃんですね(^^)
 
ねえ、どうして石川さんは、そこまで不二子ちゃんの胸に拘りがあるんですか?」
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「小学3年生位の時でしたか。
 
旧ルパンの第1話で服が破れて胸を出してる不二子ちゃんに衝撃を受けたんです。
 
今までアニメキャラで、ああいう胸は見たことがなかったので」
 
 
 
 
 
 
なるほど〜。
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「そういや発砲酒さん、ル中さんでスターモウ描かれてましたが、
 
美術館用に、あれ保存されました?」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「いや〜・・・してない(苦笑)」
 
 
 
コルト
 
「え、消えちゃったかもしれないのに。勿体ない」
 
 
 
発砲酒さん
 
「コメントしてくれた方にレスつけるタイミング逃したら
 
行きにくくなっちゃって」
 
 
※ちなみに今はル中さんオエビ復活してます。
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「この頃は、ル中さんのオエビも盛んでしたねえ。
 
今はMIYAGIさんが結構描かれてますが」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「MIYAGIさんの絵は綺麗ですね」
 
 
 
コルト
 
「そうですね。少女漫画の線がああいう感じ」
 
 
 
発砲酒さん
 
「僕、MIYAGIさんの絵を観てから、こういうのもいいな〜描きたいな、と思うようになったんですよ」
 
 
 
コルト
 
「それじゃもっと気軽に交流してもらってもいいのに〜( ^^)」
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「でも私などは、新ルパンの『ルパン葬送曲』は殆ど印象に残ってなくて、
 
オエビを読んで『ああ、父親が殺されてたのか』って気づいた位ですから」
 
 
 
 
 
 
あんな長いコメント読んで頂けてたんだ。嬉しいな。
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「あの話、私も本当はゴエフジに萌えた事位しか、ろくに覚えてなかったんですよ(おい)
 
ただ、弟とリアルで見てた時、最後に
 
『これは酷い』
 
と皆で言い合って、しっくりこなかった事だけは覚えてたんです。
 
あの話のコメントが書けたのは、40周年DVDを買って観れたからで、
 
あれがないとなーーんにも判らなかった(苦笑)DVDを見て
 
『ああ、成程こんな話だったんだ』
 
と思いだして改めて色々気付いたという」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「KITAさんは、本当に『ルパン嵐』が好きなんですね」
 
 
 
 
 
同じ原作初期好きの発砲酒さん、ニコニコしながら言われる。
 
 
 
 
 
コルト
 
「お上手でしょう。あれ、アナログで筆ペンで描かれてるんですよ」
 
 
 
発砲酒さん
 
「ええっ、そうなんですか。凄い」
 
 
 
 
 
 
総じて、拙宅に来られてる方は、
 
他のサイトさんではあまりお見かけしないが、という疑問を頂く。
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「ウチに来て下さってる方は、
 
『他に行く処がないから来てる』
 
と言われる方が多いんですよね」
 
 
 
 
 
 
お二方
 
「(^▽^)」
 
 
 
コルト
 
「今、何か納得しましたね?(;^^)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イラスト談話を経て、スケブを取り出す三人。
 
発砲酒さんのスケッチブックをお借りする際、中を見せて頂くと
ページの最後の方に、ルパコレさんに投稿された
 
 
 
『ALL THAT LUPIN』
 
 
 
の、イメージボードと思われるイラストがあった。
 
 
 
 
 
コルト
 
「これは!もしやルパコレさん絵の下書きでは・・・?」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「だいぶ前に描いた奴で、最初はフィアットに乗るルパンと次元、クラリスを描いて
 
『ルパン三世』
 
って文字の位置だけ決めて、後は、その周りにキャラを配置していったんですよね」
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「キャラを埋めていったわけですね。
 
この城のデッサン、何も見ないで描いたんですか?うま〜〜〜!!
 
ふーむ。大塚さんの傍にいたのは、最初不二子ちゃんじゃなかったんだ」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「最初は大塚さんが、次元とか、銃を使うキャラを集めて
 
銃の扱い方を教えてる、ってイメージだったんです」
 
 
 
 
 
 
お二方のスケブから、他の方の絵も見せて頂く。
 
 
 
 
うおおお、マツヒロさん、うんめええええ!!!線がプロ。
 
 
 
たれさんの絵は、すうっと綺麗なペン入れがしてあって
 
本当の漫画家さんのようだ。
 
 
 
yusinさんの絵に、すごくお洒落な絵があった。
 
男装した不二子だろうか?
 
ルパンの服。短髪。憂いを帯びた美形。
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「少年時代のルパンかも」
 
 
 
言われてみれば、胸もペタンコだ。
 
どちらとも受け取れる中性美。今度、ご本人にきいてみよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お互い、リクエストしあう。石川さんからは、
 
「不二子ちゃん」
 
発砲酒さんからは
 
「他の人が描いた原作初期ルパンを見てみたい」
 
というリクを頂く。
 
 
 
 
 
 
 
 
コルトは石川さんに
 
 
「ショート不二子ちゃんとゴエたんの、ル中さん的なホノボノ絵」
 
 
発砲酒さんには
 
 
「次元とルパンが一緒のとこ」
 
 
をリクする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
サクサクサク・・・・・(鉛筆の音)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
三人無言で集中。
 
 
うう〜〜〜、いつも発砲酒さんやらKITAさんやら、
 
原作初期の絵だと凄いの見てるから、ご本人の前では描きにくい^^;
 
 
 
どうも絵の中心線がずれたみたいで、空間の処理に迷う。
 
こういう時、ネットならチョチョイ、と絵を移動出来るのになあ(苦笑)
 
更に、石川さんから
 
 
 
 
 
 
不二子ちゃんのおっぱいに馳せる想い
 
 
 
 
 
 
を聞いた後では、何とか不二子ちゃんの胸を入れねばと試行錯誤。
 
だが大きい胸は、自分とは無縁の世界のことでもあり(爆)
 
どう描けばいいのか判らない。
 
私は基本、物を見ながらでしか描けないタイプなのだ。とうとう石川さんに
 
 
 
 
 
 
 
「すみません。うまく描けないんで
 
胸の大きさはお好きなサイズに調節して下さいm(__)m」
 
 
 
 
 
 
 
と許しを求め、出来あがったスケブ交換。
 
石川さんのゴエフジの微笑ましさに笑顔。
 
発砲酒さんの次&ルのカッコよさに痺れる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
サザエさんのお菓子をお土産に渡ししたり、
 
山田さんと納谷さんのデモ・テープを聞いて頂いたりで時は過ぎていく。
 
最後、折角カラオケに来たのだからと
 
 
 
「BGMに何か歌って下さいよ」
 
 
 
というと、発砲酒さんが歌って下さった。
 
格闘技物のメドレーが続く。石川さんも一緒にくちずさむ。
 
さすがに選曲が男だ。女性のオフとは雰囲気が全然違う。
 
私にも一曲、歌って欲しいという石川さんのリクに応えて選んだのは
 
 
 
 
♪キューティー・ハニー
 
 
 
 
ギャグでいくならこれか「ハクション大魔王」と決めているのだが
 
男性二人なので、ちょっちお色気サービスをしようかと(^^ゞ
 
まあ、私の場合「女の色気」というのは、
 
自分の男心側から見た女の色気で演じてるので、
 
歌舞伎役者の女形と、同じ感覚なんですけどね(笑)
 
 
 
 
 
オフ会その3 《美術館&BS夜話編》
 
 
 
 
 
 
早や終電過ぎの12時半。
 
 
 
明日も仕事なので、惜しいがここでお開き。
 
帰りにホテルまで、かよわき美女 方向音痴を送って頂けるというので
 
三人で並んでホテルまでてくてく、雑談しながら歩く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「いつも美術館絵のアップして頂いてるから、お礼が言いたかったんです」
 
 
 
発砲酒さん
 
「ああやって、纏めて貰えるとありがたいですよね」
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「アップは描くよりも簡単なんですよ。
 
私こそ自分じゃ描かないくせに、いい絵を飾らせて頂いてるし、ありがたいです」
 
 
 
 
 
 
石川さん
 
「あれアップはしてるけど、反応はどうだろうって気になりますよね」
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「感想は私への感想と一緒にメールで結構頂いてますよ。
 
私のサイトだからお二人への感想だけ書くのはためらわれるのかもしれないですね。
 
そんな事気にしなくていいのに。
 
石川さんはショート不二子ちゃんが可愛い、
 
発砲酒さんは大きいサイズのルパコレさん絵が凄いって感想が多いです」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「HP持たなくて良かった。僕には無理だと思う(苦笑)」
 
 
 
コルト
 
「私も絶対そうだろうと思って、実は、だからそういう話が出た時
 
『私がやります』って言ったんですよ。
 
運営って結構大変だぞ〜(苦笑)
 
(あれこれ具体例)
 
発砲酒さんは『気ままに絵を描きたい』と言われてたんで、これは無理だろうと」
 
 
 
 
 
 
発砲酒さん
 
「・・・・やらなくて良かった(笑)」
 
 
 
石川さん
 
「BS夜話のあれ、池本さんはスタジオに行ったんでしょうかね」
 
 
 
コルト
 
「いや、行かないって言ってましたよ」
 
 
 
石川さん
 
「でも、コルトさんの話も聞いてみたかったですね」
 
 
 
 
 
 
コルト
 
「いやあ、それは無理。
 
あんまりコアに語ると司会やゲスト側の役割を喰っちゃう事になるから。
 
それにねえ…。人の考え方って様々でしょう。
 
全部が全部、私の考え方に共感する訳じゃない。
 
どんな意見でも反発を感じる人は必ずいるんですよ。
 
個人サイトですらそうなんだから、それが公共の電波に乗ったら、
 
それこそ2ちゃんで面倒くさいこと起こるに決まってますからねえ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ホテルが見えてきた。
 
お二人とも、これから店に入って又、語り明かすという。
 
最後に皆で握手。遅くまでお付き合い頂いた礼を述べる。
 
両手ひらひらさせながら、
 
 
 
 
 
コルト
 
「じゃあねえ。バイビー〜〜♪」
 
 
 
 
その後、出入口の自動ドアと間違えてホテルのガラス壁の前で数秒立ってました。
 
(↑酔ってはいない。方向音痴にはこれで普通なのだ)
 
 
 
 
 
 
 
 
さらば大阪
 
 
 
 
 
 
翌日。イベントの仕事も無事終了。
 
 
 
 
 
 
「仕事でなけりゃ、もっとゆっくり出来たんだけど」
 
 
と名残惜しく同僚の女の子と帰路に向かう。
 
帰りに地下鉄に乗って改めて気づいたが、駅名看板の文字もかなりでかい。
 
JR新大阪の新幹線乗り場につき
 
 
「えーーと。乗り場どこだろねえ」
 
 
とキョトキョト上を見上げたところ
 
 
 
 
 
 
これまた東京駅の数倍もあろうかという
 
乗り場案内看板が、ドーンと目に飛び込んで来た。
 
 
 
 
 
 
長々と駅の天井に横たわり、世界地図でいうロシア連邦のような迫力だ。
 
その看板掲げた相手の気持ちが染みる程判って、
 
同僚と共に大受けしてしまった。
 
 
 
 
 
 
そりゃあそうだよ。
 
 
 
 
 
 
ただでさえ、街にあふれる看板が派手で、でかいんだから、
 
公共の案内看板は、それより目立ってないと困るもんね^^;
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「♪さーーらば大阪よ また来るまでは〜〜〜」
 
 
 
と鼻歌交じりで新幹線に乗り込む。
 
(ラバウル小唄の旋律で、どぞ)
 
 
 
 
街で見るあらゆる物がジャンボサイズなせいか、気持ちものびのびしてくる。
 
目立ってナンボの生命力、元気パワーが街の至るところで溢れてる。
 
でも人はそれを当たり前の光景として捉えてて、とてもナチュラル。
 
大阪の、そういう処が新鮮な発見で
 
いやあ、歩いてるだけでも楽しい出張でした(^_^)
 
 
 
 
 
 
 
でも、東京の浅草を見たら、大阪の方も同じように感じるのかもしれんなあ。
 
私も初めて見た雷門の提灯の大きさは圧巻だったもん。
 
 
 
 
 
 
窓の外、ひときわ粒の大きい夜のネオンを率いて、走り去る景色を眺めながら
 
東京の面白さも、改めて散策してみたいと思いましたです。
 
 
 
 
 

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